空間のこと

陶芸作業スペースを作っています

空間のこと
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ろくろ場作り途中
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2019年も終わろうとしていますが、久しぶりのブログの更新になります。

現在SPACE549では工房の拡張作業に励んでいます。というのも、陶芸のできるスペースが必要だからです。来春にはどうにか一連の陶芸の作業が滞りなくできるように完成させたい、と考えていますが、いかんせん全てをDIYで行なっているため、遅々として進みません。

業者さんに頼んでしまえば楽なんでしょうが、金銭的な問題と物理的な問題から自分で作業を進めるしかありません。特に物理的な問題の方が重要で、既存の建築状態から改善して陶芸のできるスペースを作り上げていくため、作業を進めていくとすぐに問題が湧いて出てきます。その都度、実際に陶芸の作業をすることを念頭に解決策を考えるのですが、こういうやり方は業者さんに頼んでやってもらうというわけにはいきません。

とはいえ、セルフリノベーションは事前に作業の動線などを考えながら進めて聞くことになるので、準備が進んでいることを細部まで実感できてなかなか充実した時間でもあります。土をこねる、ろくろをひく、タタラを切る、乾燥させる、ムロに入れる、焼く、絵付けする、などなど。

ちなみに今取り掛かっているのは轆轤場。ロクロ場です。ちょうど良い具合にコンクリートの土間があるのですがほぼ外で、今の季節だとものすごく寒いので、壁を作って屋根を少し伸ばしてある程度部屋のように機能するようにリノベーションしています。