なんだかクローゼットからカビ臭い気がすると思って調べてみると、ダウンジャケットがカビてました。。ということで、このダウンジャケットを手洗いすることにしました。クリーニング店にお願いするのが通常だと思うのですが、ここで自分で手洗いすることのメリットはどこにあるのかというと
心ゆくまで洗いをかけられる
ということに尽きると思います。クリーニング店では記事やダウンを痛めるリスクを最小に抑えながらクリーニングするのだろうと推測するわけですが、自分でやるということは気がすむまで気がすむように洗うことができるということであり、その代わりに仕上がりがどうなるかわからないというリスクを負うことになるわけです。
今回は若干着古したダウンジャケットなので、臆することなく洗濯洗剤でガツガツ洗うことにしました。
カビの発生箇所
ほんと申し訳ないことに、画像を撮り忘れてしまいました。というのも、勢いで洗濯を始めてしまったためなのですが、勢いでもつかないとダウンを手洗いで洗濯しようなんていう気にもならない、ということもあると思います。
発生していたのは、身頃の裾部分、つまり胴体の部分の裾です。ここに白くふわっとしたカビが生えてしまっていました。
カビの原因について
うちのクローゼットには、カビ防止のために除湿剤を設置して、湿気が貯まったら早めに交換するということをしていました。
みるみる湿気が容器内に貯まっていくのが確認できましたが、その甲斐なくダウンジャケットにカビが発生してしまったわけですが、他のコート類にはカビは発生してなかったようです。そこで今回ダウンジャケットだけにカビが発生した原因を考えてみました。
そもそもダウンジャケットがものすごく汚れていたのでは
冬ってあまり汗をかかないですし、汚れも衣類につきにくいと考えがちですが、おそらくいろんな汚れが沈着しているのだと思います。例えば汗。人間の汗は冬になるとほとんどかかないというわけではなく、乾燥しているためにすぐに蒸発してしまうというだけのことで、その蒸発した汗分は繊維の中にしみ込んで行くことが想像できます。また、大気中にも汚れが漂っていますし、それらが汚れとして生地に染み付いていたことが考えられました。
表面のコーティングがまずかったのかな
昨シーズンの直前、ダウンをより快適に着用できるようにと、クリーニング屋さんで撥水コーティングを頼みました。思ったほどの効果はなかったのですが、確かに撥水しやすくなっていました。そしてその撥水剤がカビの原因なのではないかと考えてみました。撥水剤自体がカビの元になるのではないかということと、撥水剤があることで汚れを吸着しやすくなっているのではないかと。
しかし調べてみたところ、撥水剤が原因でカビが発生しやすくなるということはないようです。
クローゼットの湿気が取りきれなかったのでは
湿気取りをこまめに交換しながら設置していましたが、それでは解消しきれないくらいの湿気が取りきれなかったのではないか。実はこれが一番の要因だと考えられました。私の住んでいる家は平家の古い一戸建て。断熱材も乏しい作りなのが、生活しているとはっきりとわかります。そしてこの家、かなり日当たりが良く、晴れた日には屋内の温度はかなり上昇します。そして室内同様クローゼットや押入れの中もまた大きな温度差が生じます。上昇し加工する時、おそらく結露とまではいかないにしてもかなりの高い湿度になることが想像できます。その時に生じた飽和点を超えた湿気がダウンジャケットに吸収され、カビの発生するもとになったのではないか。というのが私の想像ですが、この辺の計算は不得手なので正しいかどうかわかりません。でも、夏の押入れの中の温度上昇っぷりはひどかった。。
ということで
結論:カビの原因は初秋の寒暖差による湿気と、ダウンジャケットに蓄積した汚れ
これが今回ダウンジャケットにカビが発生た原因と、勝手に断定しました。それでは早速ダウンジャケットを洗濯していきますが、その記事はまた次回に。